
結構前の、とある日の午後、セブの英語学校English Fellaの日本人職員から、
私の事務所に電話があって
「ちょっと、この週末にセスナ

に乗って、うちの学校を上空から
撮ってきて貰えませんか

」って気軽なトーンで依頼がありました。
留学代理店の仕事以外にも、セブやマクタン島のビーチリゾート

で挙式や
フォトウェディングの仕事を請負っている関係で、それを知っている
Englsih Fellaの職員から今回、カメラマン

として、お呼びがかかったわけですが。。。
実は私は、かなりの高所恐怖症で、まあまあ安定しているであろう
大型飛行機に乗るときでさえ、まったく寝られず、酒をガブ飲みして、
そこが東名高速道路を、ひた走る夜行バスの中だと強烈なまでに自己催眠を
かけるにも関わらず、少しでも機体が揺れようものなら手足の体温が急激に下がり、
汗はダクダク、全身がガクプル震えだすような男。。。。

さて、、、どうしたものか・・・



0.01秒、考えた後に私が導き出した答えはもちろん、
「喜んでやらせていただきます

」でした。
まあ、いつだって、どんな状況下でも私の性格上、それ以外の答えはありません。
ということで行ってきました。 マクタンエアポート・・・

いつも日本への帰国に利用したり、お客である留学生のセブ到着を迎えに行く国際空港の
入り口とは遠く離れた所に、今回の小型機(セスナ)や、ヘリコプター運営会社が
たくさん並んだエリアがありました。

今回は、韓国人オーナーのセスナ運営会社を利用しました。
料金なんかは撮影日が、ちょっと前のことなので、
聞いては来たけど忘れてしまいました。すいません。
たしか、3〜40分飛んで皆で1万5000ペソ位だったかな。。。
かなり、あやふやです。
ちなみにセスナに乗ったのは、フィリピン人運転手と
私とEnglish Fellaの韓国人職員2名。
この日は生憎の空模様でしたが、もちろん、強行決行。
そう、そこはセブですから。。。 韓流、気合ですから。。。の世界

さあ、ここからは、色んな意味で無法地帯フィリピンを強(したた)かに生き抜く
韓流ビジネスマンの1人でもある、セスナ会社オーナーAさんとの
やりとりの一部をあくまでも"フィクション"として書かせていただきます。
そう、これはフィクションということにしておいてください・・・
《やりとり1:出発前、待っている間に》
私「窓に色が着いていてサングラスみたいな効果で暗くなるし、窓ガラスは小さな傷で
曇っていて、結構、写りに影響してしまうかなー。
窓は飛んでいるときに開けると危険なんですか?」
A「そうですねー。ものスゴイ風が入ってきますよ。
でも、窓は、ちゃんと拭けば大丈夫。 ホラ、この通り。。。」
〜"窓を拭いても曇りや擦り傷が相変わらず目立っているのに、
私が苦笑いするのを見て"〜
「なーーーに、窓は空けちゃったって大丈夫。ハっハっハっ
飛んでから運転手に交渉してくださーい」
〜"でも結局、飛ぶときには窓が開けられない後部座席が私の撮影席に"〜
《やりとり2:空港到着後、2時間位待ってのオーナーAさんとの会話》
A「一部、飛行禁止エリアがあるから、まっすぐ学校までは飛んでは行けないんですよ。
だから、一旦、ダナオ市のほうまで北上してから南下する飛行経路で許可を
とっているんですけど、中々、下りないんで、ちょっとお待ちください。。。。」
〜"更に1時間以上待ち、実際に飛んだときは、学校までほぼ一直線でした。。。
何の為の許可?"〜
《やりとり3:ようやく飛行機に乗り込もうという段階になって》
A「空港隣に軍事基地があって、見つかるとやばいからカメラは、しまって行ってよ。
離陸後、しばらくしたら取り出していいから」
私「・・・

」
《やりとり4:飛ぶ前の説明で》
A「市街地エリアは高度800フィート(400m)より下は、法律上、
下りれないんですよ。だから、飛ぶ直前に運転手に交渉してみてくださいね。」
〜"実際は、標準ズームレンズでも学校建物が十分に捉えられる
程の距離(2−300m?)に!"〜
《やりとり5:飛ぶ前の説明で》
A「市街地エリアは法律上、そのまま、通過しないといけないんですよ。
旋回なんて、もっての他です!
だから、飛ぶ直前に運転手に交渉してみてくださいね。」
〜"実際は、学校付近を4周は旋回したかな・・・汗"〜
《やりとり6:飛ぶ前に。。。これが1番怖かった》
A「この飛行機壊れちゃったから、こっちの飛行機に必要な機材を詰め替えるね。ちょっと時間頂戴ね。」
私「・・・

」(更に1時間経過。。。)
こんな感じで、お昼過ぎに空港に到着したのに準備が出来たのは17時ちょっと前。
それでも、なんだかんだで、飛んできました

しかーーーーし、飛んですぐにしっかりした、雨

が降ってきました。

でも、もちろん、強行です

行くしかありません

途中、マクタン島の
ニューブリッジ、オールドブリッジを眼下に、シャッターを切りながら、、、
暫くすると、私が住んでいる住宅街まで発見



実は、私の家はEnglish Fellaから車で5分程の所にあります。
あとで、妻に聞いたら、住宅街の上を何度も低空で旋回する飛行機を目撃

したから
私達だと思って手を振ってくれていたそうです。
写真には、その様子が捕らえられていないのが残念

English Fellaの周りを旋回

すること5分ちょっと・・・
English Fellaには、この写真

の一般キャンパスのEnglish Fella1と・・・

平日は外出禁止で出席等の規則も厳しいスパルタキャンパスのEnglish Fella2

の
2つのキャンパスがあります。

なんとか撮れましたが、やっぱりクリアじゃありません

それでも、戻らなければいけなくて泣く泣くEnglish Fellaを後にしました




意外だったのは、飛んでいる最中は撮らなきゃいけないという責任感からか、
怖さを微塵も感じなかったということ。
高所恐怖症だった私にとってはとてつもなく大きな収穫でした

撮影日から暫く経って、English Fellaの職員に韓国向けのパンフレットを
作ったから見てみて

と、頂いたデータが冒頭の写真(左下が私が撮影した写真)
フォトショップで綺麗に色づけされて、見られるようになっていますね

今回、貴重な体験をさせてくれたEnglish Fellaの方々には大感謝です

心から、ありがとう


でも、また、やりたいかと聞かれたら「No」かな。。。

やるけどね・・・
そんな、English Fellaさんを、まもなく弊社留学代理店CEBU Englishでも
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ちょっと、ランクアップ
これからもセブ島の留学、観光情報を頑張って書いていきます。
