
今回のマレーシア・クアラルンプールの滞在で強く感じたのは
マレーシア人の接客サービスレベルが想像していたよりも、かなり高かった点です。
正直な所、フィリピン人も、大半の人達はマレーシアと
同じくマレー系と言われているので、同じような接客レベルや、
飲食店での効率の悪さを見せつけられるのを覚悟して出かけましたが、
彼らの一般的なお店でのサービスレベルはフィリピンよりも、
観光大国として日本でも、よりポピュラーなタイ等の国々と同等レベルで、
フィリピンのそれと比べると非常に満足がいくものでした。
具体的に言うと、道を聞いたりしたら、一緒に移動してジェスチャーを加えて
一生懸命に説明してくれたり、
(ぼったくられなかった)タクシー運転手に行きたい店を伝えた際には、
祝日だから、その店が休みかもしれないので、事前に彼の携帯電話で
営業していることを確認してくたりという、
フィリピン・セブでは到底、ありえないとても親切な内容でした。
また、ショッピングモールでは店員が店内にある品物の場所等を大体、
把握しているようで買い物がとてもスムーズに感じました。
接客以外に例えば町を見渡しても・・・
フィリピンの場合、壁に囲まれた立派な住宅街の中に朽ち果てた付随設備があったり、
途中で作るのを止めてしまって、中途半端な状態ということが非常に多いのですが、
クアラルンプールをタクシーに乗って見ている限りは
セブよりは、ずっと最後まで作った感や統一感があり、整っている場所が多く感じました。
また、フィリピンですと、街のあちこちにゴミが捨てられていますが、
その点でもマレーシアはずっと清潔に保たれていました。
(これは、他の東南アジアの国の多くもフィリピンよりずっと良く感じます。)
もちろん、マレーシアにも、ちょっとここには住めないな・・・と思うような
古い団地や商業ビルも沢山あるのですが、その荒廃具合はフィリピンよりも、
ずいぶんとマシに思えました。
サービスレベルが良好な反面、気になったのは意外と物価が高い点です。
食事やタクシー代は、フィリピンを基準にして考えると
色々なものが高く感じました。特に外食や、タクシー代等は高いので
長期滞在すると大きな差になったと思います。
ここまで、マレーシア・クアラルンプールとセブの一般的な印象を
書きましたが、私共がやってるセブ専門留学会社のセブイングリッシュが
扱っている語学学校や、外国人観光客も利用するような
高級リゾートホテル等は、外国人向けのサービスレベルを常に求められる為、
一般のフィリピンの水準を考えるとかなり高くなっています。
その為、セブの語学学校に留学するとフィリピンの良さである、
安価な英語授業と、比較的、外食などもしやすい物価。
そして、多くの日本人がイメージされる、まだまだ、貧しく発展が
遅れた東南アジアの島国であるフィリピンの良さ(?)と
悪さがまとめて体験できますので是非是非、
一度、お越しになられると英語の学習以外も楽しめるかと思います。